Q:小学校の検査で視力低下を指摘されました。メガネは必要ですか?
A:眼科で精密検査を受け、メガネが必要かご相談ください。
・子供の視力の特徴
# 学校では、周りに友達がいるので検査に集中できないこともあります。
#子供は、“調節力”というピントを変える力が強いので、近視が強くても無理やりピントの位置を変えて、視力が良い時もあります。
#“仮性近視”といって、本当は、近視が無い(軽い)のに、近視が強い状態になることがあります。
このように、本当は見えているのか?見えていなのか? 視力検査だけでははっきりしないことが多く見られます。成長期には良く見られることで、「調節痙攣(ちょうせつけいれん)」と言います。このような場合、調節の痙攣をとる目薬(瞳孔が広がります)を点眼すると、本来の近視や乱視の程度がわかります。その結果をみて、メガネの必要性を考えることが必要です。
・見えないために勉強が嫌いに!
一般的に、学校で席が前なら0.4、後なら0.7の視力があれば黒板は見えるといわれています。これ以下の視力では、目を細めて見るなど、顔の表情にも影響が出ることがありますし、見えないために学習の意欲が低下してしまうことがあります(本当は勉強したいのに、見えないから・・・)。
「メガネをかけると近視が進みますか?」というご質問を受けますが、これは間違いです。視力が悪いのに放置したり、度が強すぎるメガネをかけたりすると進むことがあります。最初は、少し軽い度のメガネをかけて、徐々に度を変えていきましょう。 tourist attractions .