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診療費用

診療費用について

■平成26年4月現在(2年ごとに改定されます。)

 保険診療の初診料や再診料、各検査料などは「眼科診療報酬点数表」によって定められており、費用はその点数の10倍と決められております。この費用は、自由診療とは違い、全国一律であり、病院や地域で異なるものではありません。
 尚、実際にお支払い頂くのは、各種健康保険によって決まっております個人の自己負担分(3割負担や1割負担など)のみとなります。
例:初診料282点×10×(自己負担分3割の場合)=846円

初診料 282点  再診料 72点

主な、眼科の検査の点数は下記の通りです。

① 屈折検査(近視、乱視、遠視などの有無を検査) 69点
② 矯正視力検査(どの程度視力があるか、またはメガネ作成するための検査) 69点
③ 眼圧検査 82点
④ 眼底検査(両目) 112点
⑤ 細隙燈顕微鏡検査(前眼部及び後眼部) 112点
⑥ 細隙燈顕微鏡検査(前眼部) 48点
⑦ 調節検査 70点
⑧ 精密視野検査(片目) 38点
⑨ 静的量的視野検査(片目) 290点
⑩ 眼底三次元画像解析 200点

 患者様の訴えに対して診察や検査を行い、所見があれば病名が決まり、治療を行ったり、経過を観察したりしていきます。例えば視力低下の訴えでも、メガネが合わないだけの場合と白内障や緑内障が見つかった場合では、検査の内容によっては診療費用もかわってきます。どのような検査や治療を行うかは、医師の裁量に任されておりますが、個別の費用の計算の基礎となった項目ごとに記載した明細書を発行してもらえば、検査や治療の内容は確認できます。
 自分はどのような病名がついて、どのような検査・治療を受けているか知っておくことも大切であろうと思います。

診療費用の目安

あくまでおおよその目安ですが、参考にしていただければと思います。 特に、眼鏡処方は、白内障や眼底疾患がある場合と単に近視や乱視・老眼だけの場合では、費用が大きく異なることが予想されます。

例① 飛蚊症で受診された場合(初診)

 自己負担3割の方 2,180円
 自己負担1割の方 730円

 飛蚊症の経過観察(再診)
 自己負担3割の方 1,550円
 自己負担1割の方 520円

例② 目が赤い・かゆい・めやにが出る等で受診された場合(初診)

 自己負担3割の方 1,990円
 自己負担1割の方 660円

 赤い・かゆい・めやにが出る等の経過観察(再診)  
 自己負担3割の方 950円
 自己負担1割の方 320円

例③ 緑内障の検査で受診された場合(初診)

 自己負担3割の方 4,770円
 自己負担1割の方 1,590円

 緑内障の経過観察(再診)
 自己負担3割の方 1,550円
 自己負担1割の方 520円

 静的量的視野検査・眼底三次元画像解析も行った場合(再診)
 自己負担3割の方 3,890円
 自己負担1割の方 1,300円

例④ コンタクト処方(初診)

 自己負担3割の方 1,450円
 自己負担1割の方 480円

 コンタクト処方(再診)
 自己負担3割の方 820円
 自己負担1割の方 270円

例⑤ 眼鏡処方や視力低下等で受診された場合(初診)

 自己負担3割の方 2,240円
 自己負担1割の方 750円

 眼鏡処方(再診)
 自己負担3割の方 1,610円
 自己負担1割の方 540円

例⑥ 老眼鏡作成で受診された場合(初診)

 自己負担3割の方 2,450円
 自己負担1割の方 820円

 老眼鏡作成(再診)
 自己負担3割の方 1,570円
 自己負担1割の方 520円

都が行っているこども医療費の助成制度

都内に住所がある方は、下記の様な助成を受けることができます。但し、所得制限などの条件がありますので、役所でご確認ください。

乳幼児医療費助成制度

義務教育就学児医療費助成制度

ひとり親家庭等医療費助成制度