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ものもらい(霰粒腫)

ものもらいについて

まぶたがポコッと腫れて周囲が赤くなります。

ものもらいという通称ですが、人にうつることはなく、原因は細菌感染症なので、炎症が強い内は押すと痛いです。病名としては、麦粒種やさん粒種、マイボーム腺梗塞などの事がほとんどです。

抗性物質や抗菌剤の点眼にステロイド点眼を併用します。点眼後4~5日で小さくなりますが、ある程度大きくなってしまっていると完全に消失する事は少なく、芯の様なしこりが残ります。

その場合は、27Gの細い針などで切開排膿する事がありますが、小さくするには限界があります。かなり大きくならないと眼科受診をなさらない方が多いのですが、むしろあまり大きくならない内に点眼開始するのが重要です。

また、高齢者では「ものもらい」と思っていたら癌であったということもあります。自己判断せずに、異常を感じたら早めに眼科医の診察を受けましょう。

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ものもらいの症状

「ものもらい」は、地方によっては「めばちこ」などと呼ばれることもありますが、正しくは麦粒腫(ばくりゅうしゅ)、霰粒腫(さんりゅうしゅ)という2種類のマブタが腫れる病気を総称して「ものもらい」と呼びます。麦粒腫(ばくりゅうしゅ)は、マブタの分泌腺に黄色ブドウ球菌などの雑菌が感染して、炎症を起こしたものです。まばたきしただけでもかなり痛がゆくなる場合があります。黄色ブドウ球菌は、化膿性疾患の代表的な原因菌ですが、健康な人の喉や、皮膚、毛髪、腸管などにも分布しています。一般的には、この麦粒腫と呼ばれる目の病気をものもらいということが多いようです。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、マイボーム腺と言う脂肪の腺が詰まってできた脂肪のしこりの事をいいます。しこりを触れますが、通常痛みはありません。このように麦粒腫と霰粒腫の違いは痛みがあるかどうか。ただし霰粒腫でも、化膿してしまうと痛く、麦粒腫と区別しにくい場合もあります。また、麦粒腫は炎症が強くなってくると、赤みや腫れ、痛みが強くなります。化膿が進むと、腫れた部分が自然に破れて膿が出ることがあります。膿が出てしまえば、その後症状は回復に向かっていきます。炎症がおさまれば数日で治りますが、そのまま放っておくと同じ状態のまま何ヶ月も続くこともあります。


ものもらいの治療

抗菌剤や抗生剤の点眼や内服をしたり、腫れた部分を切開して膿を出したりすることもあります。最初の3日間の点眼は、きちんとしっかり続けて下さい。
腫れ始めには眼軟膏も効果的な事が多いです。しかし、昼間点入すると視界がぼやけるので、夜就寝前に外側、内側に塗布して使用する事をお勧めしています。

それらの治療にもかかわらず、腫瘤が小さくならない場合は、霰粒腫切開という処置(手術に準ずる)も予約で行っています(くにたち眼科)。
抜歯の時の様にキシロカイン麻酔を用いて、腫瘤を切開して内容除去+排膿します(約15分程度)。処置した当日は、眼帯を付けてお帰り頂き、翌日or翌々日の再診が必要です。

● 目の病気辞典

目が赤い、かゆい
目がかわく、痛い
涙が出る
かすむ、ぼやける
ゆがんで見える 虫が飛んで見える
疲れるピントが合わない